Cherir*が生まれるまで②



前回の続きになります。

まずひとつ、気になったのは
"着物のお手入れのこと"

前回の内容でもお話していた、着物の素材ですが、1番定番なのは絹かなと思います。
(もちろん着る方によって、お好きな素材を選んでお持ちだと思うので、あくまで出回っている、というところで話を進めていきたいと思います💦)

私の最初(在学中)は絹がメインでした。
和裁の授業では、絹以外にも、ウールや綿で仕立てる授業はありましたが、仕立てようにも、なにしろ在学中は課題に追われて時間が無い!(笑)
(要領の良い方は縫うのも速かったり、上手くされていましたが、私は手は遅かった…)

そしてお金も無い!(笑)
着付けの授業や、行事などにもキモノを着る機会は有りましたが、購入すると言ってもあまり高額は出せません。
ましてや新品のお着物なんて夢のまた夢…(笑)
(↑授業で縫うものは別として)

そこで、先生やインターネットからの情報で着物専門のリサイクルショップというものが存在することを初めて知るんですね(笑)
そこで学生にも手が届くキモノたちを、卒業してからも着ていたわけです。

私は、着物は洋服のように毎日着るわけでは無いし、毎回洗うわけでは無いのですが、やはりお手入れは必要です。
そして、絹の着物はガード加工などをしていないと、水などに弱いです。
あとは食べこぼしたり…💦
(↑洋服でもたまにある)
足元とかなんかは泥はねとかね…💦
(↑地面が濡れていたら飛んでいることがある)
あとは普通に着ているだけでも、汗は結構かいています。

何かある度に着物の洗いに出せたら1番良いのですが、そんなに頻繁に出せるかというと厳しいんですよね…。(お財布事情の話です💦)
今は呉服屋さんなどで、お安くしていらっしゃるところもあるかと思いますが…。

しかし枚数があるとなかなか出しづらい…!
家で洗濯機に突っ込んで直ぐに洗えない…!
家ならすぐだしタダなのに…!(水道代や電気代はかかるけれど(笑))

そこはやはり洋服とは違うところです。
長く、良い状態でキモノ達を着るためには、やはり専門家にお願いするのが1番なんですよね。
もちろん絹のキモノは好きですし、絹ならではの良さもわかっているのですが、しかし色々な事情(?)により、もっと手軽に扱えたら良いのにな~という気持ちが出てきました。

続く…𓃘

Cherir*

ご覧いただきありがとうございます。 ハンドメイドで洋服地を使用した着物まわりのものを製作・販売しております。 こちらでは製作した作品のことや着物のことを中心に発信していきます。 着物の知識や経験が有る方も無い方も、着られる方も着ることが出来ない方も、今まで着物が身近に有った方も、無かった方も関係無く、皆さまにCherir*やキモノの世界を覗いていただけたら幸いです。

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