Cherir*が生まれるまで④
前回の続きになります。
お手入れ、デザインに続き、もうひとつ思っていたこと…それは
着物を着る人が少ない!(笑)
いや、本当は在学中からわかっていましたよ…(笑)
しかし卒業後、改めて着物を着ていたり、インターネットやSNSで着物の情報を見ていると、着物ユーザーの少なさを改めて実感したんですね。
とくに私と同世代である、20~30代くらいの方は、よっぽど何かのきっかけで、好きになって着る方以外、なかなか着る機会や着る状況にならないのではないかと思います。
なので皆さまが1番、目に留まりやすいのは成人式と卒業式でしょうか。
(男性だとスーツの方が多いので、男性はより着る機会が無いのかな、とも思います)
あとは男女共に多いとしたら、夏祭りや花火大会などで着る浴衣でしょうか。
普段お出かけ着として着物を着ている方は、やはりなかなかお見かけしません。
そこで、私も着物を学ぶ前の何も知らない時期の感覚まで戻って、私なりに着物ユーザーが増えない理由を考えてみました。
まず思い付いたことをザッと並べるとこんな感じです。
(あくまで私の主観です)
- 着物を自分で着ることが出来ない
- 着物は高くて(高級品)手が出ない
- 着物はお手入れが大変そう
- そもそも着物ってどんなのがあるのかよくわからない(笑)
- なんだか色々難しそう
…などなど
可愛いんだけれど、手を出しにくいな…と思われている方はいらっしゃるのではないかと思います💦
私も着物の専門学校に入学するまでは、結構未知の世界でした(笑)
実際に自分が着物着るようになってきても、上に書いた、着物は高いということや、お手入れが大変…などのイメージは、あるよなぁというのが正直な気持ちではあります。
(補足として、色々知っていくと着物が高い件は、今は洗える着物という化繊などで出来たものやリサイクル着物など、お手頃価格で購入出来るものもありますし、着物のお値段が高いのは、それに伴った技術や価値などがその商品にあるからです。
お手入れに関しても、洗える着物(化繊や綿など)やウールなどは、自宅でも洗えますし、全部の着物に対してという訳ではありません。)
そういった事を踏まえて、じゃあ、どうしたら着物が皆さまにとって、もっと身近に感じるだろう?
どんな着物だったら、着物に対して皆さまのハードルが少しでも低くなるだろう?
…と考えていました。
続く…𓃘
0コメント